つうわけで、最終回。21世紀の破滅を守るために、31世紀の自分達に都合のよくなった世界を捨てて戻ってくる彼ら。何が彼らをそうさせるのか。自分にとっては、遥か過去の事象。とっくに死んでしまったはずの人々。そんなもののために、全てを捨てて過去に戻ってくる。いやあ、いい話。
当然のことながら、過去を変えれば次に戻る未来は自分の知る未来ではなくなるはずである。それでも…。21世紀の竜也の生き方が、彼らを変えてしまったというわけである。その出会い自体が運命だったのかもしれないが、その運命自体を変えてしまうポテンシャルを彼らタイムレンジャーが持ちえたのだというお話なのだろうな。
過去に戻るんだったら、そもそもの発端となるあの再その出会いのときに戻ればいいのに。さもなきゃ、直人が死ぬ直前に戻ればいいじゃんなんて思って見てたんだけど、なぜかタイムジェットは1000年しか戻れないと…。なるほどね。ご都合主義ではあるけど、説明はつく。けど、だったら1年前の過去に出発する直前に戻ればいいのに…。なんて野暮なツッコミはご法度かな、この際。
そして、未来の4人は、過去を変えたため結局未来に戻ることになる。まぁ、このあたりの仕組みがあんまり良くわかんなかったりするんだが、いいかな。ああいう別れで終わるべき話ですよ、これは。特に、最後の竜也とユウリの別れをたっぷりと描いてくれて、なかなか好感が持てますぞ。ちょっと見てて恥ずかしかったけど。
しかしドモンとホナミちゃんがきっちりとやることやってたのにはビックリ。そーゆー感じに見えなかったんだかが…(^^ゞ
タイムレンジャーは時間旅行という小道具をうまく使って、人の未来への可能性とか、運命とか、そういうものを切り拓いていく生きかたを描いてくれたわけ。まぁ、さすが小林靖子かなーって感じ。後味もよくって、爽やかでしたわ。1年間ご苦労様でした。って、もう一回あるんだっけ。
そうか、ダグバが倒され、4号が消息を絶ってから2年の歳月が流れていたわけね。警察の上層部でも、雄介の秘密を知る人たちはほんの一握りということなんだろうかね。
さて、今回はついにアギトの変身が出ました。といっても、あんまり良く見えなかったりするんだけどさ。お腹のベルトはやはりライダーの変身アイテムの基本だわね。今回のアギトは、それが懐中電灯のように光を放っているのね。まー、ちょっとみ玩具っぽいようにも見えるんだけど。あの光で翔一の顔が見えないままつうとこがミソになっております。しかし、何が彼をウンノウンのいるところまで導いているのか。そして、なぜアギトに変身するのか。まー、まだまだ謎は多いですな。涼のほうも、まだ出てこないし。
さて、アギトは早くもフォームチェンジですね。しかも、その武器はベルトから出てくるという。あ、アンノウンのほうも武器は頭の上の光の輪から出してきたんで。物質移動とかできるということでしょか。
アギトとトリスティスの戦い、そしてG3とアルビュスの戦いを同時に描き、そして、アギトの必殺のキック、さらにはG3のマシンガンと決めが気持ちいいっすね。カタルシスのある戦闘シーン。喰うがでたまった欲求不満がここで炸裂ってとこでしょうか。倒した後の怪人が、ちゃんと爆発するとこも小気味よいですわ。
今回からオープニングもつきまして。ツインリンクもてぎで疾走する3台のマシンがめちゃめちゃカッコいいっす。バイク好きにはたまらんですねー。3台が同時に出てくるライダーってのは、これまで無かったですし。これにトライゴウラムなんかも加わると、さらに燃えますなー。
スペシャルですね、今回は。スーパー戦隊も1975年にスタートした「秘密戦隊ゴレンジャー」以来「未来戦隊タイムレンジャー」で24作。四半世紀を越えてなお新作が作られるこのシリーズはスゴイねぇ。ゴジラもウルトラも仮面ライダーも生まれたのは戦隊よりも前なのだが、ほとんど間を空けずにずっと作り続けられているという点では、戦隊は偉大である。しかも、その基本的なフォーマットをほとんど変えないのに、毎年個性あふれる戦隊を送り出してくれるのだ。うん、このバリエーションの豊富さはやっぱスゴイね。改めて感心感心。
今回はTRのメンバーがタイムジェットで1975年に時間移動して、歴代の戦隊たちの活躍を紹介していくというもの。未来戦隊ならではの趣向である。確かタイムジェットは1000年を越える時間移動は出来なかったはずなのだが…ま、いいか(^_^;)。ゴレンジャーの名乗りポーズの上をタイムジェットが飛んでくなんていうウレシイ新合成カットもあって、サービス満点のスペシャルだった。カーレンの紹介は笑ったなぁ…。やっぱ、変だね、あいつら。
こういうスペシャルは今後もやって欲しいねぇ。
今度は縄文時代の地層から発見される死体。通常では不可能なこと。この不可能なことが、一連の事件のキーになっているようで。10年前の場所で撮られたつい最近の写真。口が小さくて入るわけがないビンの中の100円玉。なかなかのミステリーホラー風な味付けで、事件が起こっていくのはいい感じ。雰囲気いいわ。そこに現れるのは、亀の怪人テストゥードである。この亀がなかなかコワイ。どうも亀怪人つうと、ちょっと可愛い感じになっちゃう場合が多いんだけどね。カメバズーカとか。このテストゥードは、オペラ座の怪人風なフェイスでいいですわ。
さて、冒頭で暴走してG3をメタメタにやってしまうアギト。で、我に戻った翔一は自分がアギトになってるのを発見して驚きおびえるわけだね。そりゃ、記憶をなくしてて、さらにはあんな異形の姿に変身しちゃうんじゃ、怖かろうねぇ…。とまあ、悩む翔一くんなんだが、ちょっと描きこみが不足のような気もするなぁ。つうか、まだ翔一に感情移入するほどつっこんで描かれてないわけじゃないの。そのあたりが少し気になったっす。立ち直り方も唐突だしねぇ。
で、テストゥードが現れたのと呼応して、またもバイクで飛び出す翔一。それを自転車で追いかける真魚。フャイヤーストームも自転車に追いつかれちゃいけませんがね…。そこで翔一はアギトに“変身”するのである。掛け声とともにね。明確に変身!う謳うヒーローは、やっぱいいもんですな。クウガはその辺をわざとオミットしてたんだけど、アギトはこういう線に行くんだろうか。しかし、その変身、真魚ちゃんに見られちゃうわけで。この子も超能力があったりして。なんで美杉家にいるのか、まだ明らかにされてない。もちろん、翔一の過去もね。いろいろと因縁が繋がっていくんでしょうな…。
さて亀が強いのよ。アギトのキックを甲羅で受けて、へいちゃらだったり。いきなりピンチなのか、アギト。以下次回。
さて、始まりましたね。“牙咆”なんですね、漢字では。
まー初回と言うことで、まだまだ全容が良く掴めないんだけどね。しかし冒頭からいきなり突っ走ってますなー。レッド抜きの4人で、既にガオレンジャーが成立していたということなのね。リーダーのレッドだけが、まだ決まってないという状態で。こういう展開ってあんまりなかったかな?5人いっぺんに決まるってのが、第一話の定番かと。となると、今後は他の4人についてもガオレンジャーに選ばれるまでのエピソードなんかも順に紹介されていくんだろうなぁ。それはそれで楽しみ。特に、ガオホワイトね。
ガオホワイト=冴ちゃんはアイドル系っすねー。ユウリがああいう感じだったんで、今回はそれとは正反対で来ましたか。まー、そのほうがMAX的には好き好きなんだが。それと、巫女テトムがなかなかそそります。この人、かわいいところもありーの、しっかりしてるとこもありーので。感じいいです。好みです。それと、敵のツェツェもね、いーじゃないですかね。これからの活躍に期待ですな。女の子陣はグーです。
さて、今回はパワーアニマル登場で、動物系の戦隊。ま、どうしてもジュウレンジャーやギンガマンと似てしまうのは仕方ないのだろうかね。あの這うような走り方とか。名乗りのときの土煙上げとか。ギンガマンだなーって思ってしまう。でも、戦隊対象年齢の子たちはもう入れ替わってるわけだから、これでいいのか…。パワーアニマルの描写は、大胆にCGが取り入れられていて、いいじゃないの。特に巨大化したタービンオグルとの戦いで、着ぐるみとCGが絡んでたのはビックリ。東映特撮は頑張ってます。
まだ始まったばかりだから、あまり早い判断はどうかと思うけど、この第一話を見た感じでは、「もうちょっとがんばりましょう」って印象を持ってしまった。うーん、こういうファンタジー系の戦隊は、ギンガマンが良かったからかなぁ。とにかく、見続けるけどね。
さて、カメ(おいおい)に逃げられたアギト。翔一の姿に戻るところを真魚ちゃんに見られてしまったのだなー。それを普通に受け入れてしまう真魚ちゃんってさ…。ちょっと不自然な対応ではないの?それ以前に翔一との生活で、彼が信頼に足る奴ってことがわかってるからかな。でも、なんと言っても過去のわからない人だし。でも、真魚ちゃんカワイイっす。
そんな翔一の過去も今回で明らかに。持っていた封筒の宛先から、彼の名前がわかったわけだ。でも、名前がわかれば、それをもとに過去のことを調べるはずだと思うけど。それでもわからなかったということなのか。そこにまた、色々と謎がありそうだし。
翔一と誠もついに対面ですな。とはいえ、互いに誰であるかが全くわかってないけど。ベタなギャグだけど、翔一面白いぞ。と、升毅演じる美杉の半ボケぶりもいい感じで…。あの人がこういう役ってのがいいねぇ。締まりますわ、全体が。
さーて、アンノウンがまたも出現で、現場に飛ぶG3と翔一。今回はG3が善戦だねぇ。改良されて強くなったG3ユニットだけに、ついにアンノウンを倒す。いやー、リントも変ったものだ…。翔一はバイクに乗りながら、変身する。かけ声とともに。変身の意思を持ってのポーズ。うん、これぞ“仮面ライダー”ってね。やっぱヒーローはこれね。そか、バイクも“変身”してしまうのか。ノーマルのホンダのファイヤーストームが、「マシントルネイダー」に変身。かつての未確認の変身同様に、物質を変化させる力がアギトにはあるんだろうか。
一方のオーパーツ。そこに秘められていたDNA配列から、子供が誕生!?って、なんかスゴイ話なんだけど…。謎はますます深まるわけ…。
さて、シンゲツは敵か味方か。前回からの引きで、敵と思ったら実は味方。ユキをAITに採用して戦力に加えてしまうというのも随分と乱暴な人たちだったりする。ミカヅキとシンゲツという2大ロボットを手に入れたAIT。さらには、シグマドロイド社の再新鋭ロボット、スパルタクスTCまで導入されちゃ、アカネや土肥原達の心境は複雑である。このシグマドロイド社の“教授”をミッキー・カーティスが演じてるのだが、いやー、怪しい雰囲気がベストマッチですな。そういや、実写特撮巨大ロボット(?)映画「ガンヘッド」にも、怪しい役で出てたっけ、この人…。
もー、自分達の出番はなくなっちゃうかもしれんね、とリストラサラリーマンの哀愁漂わせておねーちゃんと酒を飲む土肥原はいいねー。うんうん、わかるよ、あんたの気持ち。一方のアカネは、なんと言ってもあけぼの重工業の社員の生活がかかっているのだからなぁ。はい、お疲れさまでした、じゃ困るわけよね。そりゃ、シグマドロイド社とAITの契約締結のテーブルにまで行っちゃいます。でもって、契約書を破っちゃう。こーゆー描写があるところが、この「ミカヅキ」というシリーズの面白いとこだね。やっぱ、1時間シリーズならではのことですな。視聴対象も子供じゃないわけだし。
今回はモンスターイドムは登場せずに、すべて巨大ロボット。トルパが狂わせたスパルタクスTCが暴走である。ロボットが敵に操られちゃうという図式は、もう、昔からの伝統的なパターンだな。「ジャイアントロボ」から「エヴァンゲリオン」まで、そりゃ、必ずあるパターン。このスパルタクスTC、なかなか印象的なデザインである。なんと言っても、その胸の突起が男らしい(笑)。水中にいるときは潜水艦かと思わせて、実はロボット。しかも、この胸の突起は艦体じゃなくて、トルネードミサイルなんだもん。意表をついた造形が、なかなかのヒール振りを発揮している。とても、正義の味方ロボには見えんねぇ…。
実写ロボット同士の戦闘はやっぱ燃えますなー。ミカヅキとシンゲツのタッグもなかなかのものだしね。CGと実写の組み合わせで、過去になかったような実写巨大ロボの戦いを描いてくれてるのがうれしいところ。ジャンプにキックに重量級のロボが軽々と動いてくれるのも、なかなかの見物である。
さて、登場時は敵かと思わせて、実は味方になりーの、やっぱ敵になっちゃったという展開のシンゲツ。神官ザメも強そうでいて、分身を生み出す隙をトルパに付かれてしまうとこが情けない。トルパと互角に張り合うかと思ったんだけどね…。で、ユキちゃん=ザメはトルパのマリオネットになっちゃって。シンゲツもまさしくマリオネット状態ね。オープニングの繰り返し的に、ミカヅキとシンゲツの対峙となる。そしてそして、ついにミカヅキとの融合まで始まってしまって。トルパの望むガイラの国がいよいよ君臨しちゃうのだろうか?一体どうなる?っていいところで、いよいよ来月は最終回なのね。
第二話は、ガオレンメンバーになったばかりのレッドの決意を描くの巻である。ガオレンはいっぺんに5人集まった訳じゃなく、一人一人スカウトされているのね。で、リーダーのレッドが最後に決まったと。そりゃー、先に決まってる奴からしたら、ちょっと気に食わないこともあるわな。もう1年もの間オルグと戦ったきたのに、いきなり素人が来て、リーダーになっちゃうんじゃねぇ。イエローの気持ち、わからんではないぞ。ある意味、サラリーマンにも通じるとことあるしな(^_^;)。
まだ、各メンバーのプロフィールはおろか、名前さえも出てきてないんだよね、本編では。そういう意味では、じっくりと彼らを描いていくシリーズという展開になっていくのだろうかね。
さて、パワーアニマルがお約束の合体でガオキングに変形である。地球の精霊が宿る巨大動物がなぜかメカ生体で、しかも合体して巨大ロボになっちゃうのも結構強引じゃん。ま、戦隊を見慣れちゃうと、気にならなくなるのが恐ろしいところだけど(^◇^;)。
つうことで、いよいよ乗ってきたって感じかね。レッドとイエローの確執みたいな描写は、楽しみなのだが。
ついに、涼が全面に出てきたかなー。ギルスはまだ本編に登場してないもんね。この涼についても、まだ多くは語られていないわけだ。前途ある水泳選手だったのだが、事故に遭う。しかし、奇跡的にリハビリを乗り越えて、カムバックしたのだった…が、その体には大きな変化が起こっていたというわけだ。うん、これって翔一も同様で。過去に記憶を失うほどの何かアクシデントがあったわけだよね。そこに、涼と翔一を結ぶ何かがあるようだし。このふたりがどうやってあの力を身につけたのかの秘密があるとみたね。
さて、例のオーパーツのDNA配列から生まれた赤ん坊、あっと言う間に大きくなって出て行ってしまった。考えるに、オーパーツ研の三雲女史もあれを見たのは現実だったのかどうか、自信がもてなかったのだろう。あの子供は三雲の回りに出現したり、怪人を影から操ったりである。うーん、この子が“ダグバ”的な存在となるのかなー、ヤッパリ。あのオーパーツに封印されていたのに、それを現代人が開けてしまった。つまり、パンドラの箱というわけだね。
翔一くんのコミカルぶりが、結構前面に出てて好感が持てるね。なんというか、非常に親しみがもてるキャラ。等身大でいいわ。可愛い女の子には、でれでれしちゃうしさ。
その可愛い女の子、真魚の家庭教師で美杉教授のゼミの学生でもある真由美は、涼の恋人だったりする。この涼と真由美の会話がなんとも大人って感じだねぇ…。ここだけは、子供番組っぽくないって。
で、真由美を襲う蛇怪人。アングィス・マスクルスとアングィス・フェミネウスの出現に呼応して、アギトに変身する翔一。で、その頃涼は…。変身の苦しみにひとり苦しんでいる?いよいよ、次回ギルス登場なのだよ、ね?