ドクトルGな蠍男に毒針で刺されて倒れてしまった翔一である。体内に埋め込まれた異物のため、24時間以内に死んでしまうのだ。病院の検査でこのことがわかった翔一ではあるが、なんだかサバサバしているのである。楽天的なのか、ちょっとおバカなのか(笑)。いや、レイウルス・アクティアを倒す自信があるということだろう。アギトとして再びまみえた際に。そして、レイウルス・アクティアさえ倒せば、体内の異物が大きく成長することはないのだと。何故、それがわかったのかはわからないが、自分の人生を自分で切り拓こうという姿勢の表われと見ていいのだろうかね。ところで、翔一の体は病院でかなり精密に検査をされているわけだが、アギトとしての体の特異性はまったく無かったのかな?クウガの場合は、腹にマカダムが埋まってたわけだけれど。アギトはクウガとは生物的に全く別の存在なのだろうか?まぁ、パラレルワールドなので、厳密にクウガの設定を引きずる必要性はないのだけれどね。 で、例によってアンノウンが現れるところ、アギトありって。レイウルス・アクティアとの戦いに再び挑むアギトである。しかし、またも苦戦。ここで、例の謎の青年が出てくるわけだ。「アギトは貴重なサンプルだ。まだ殺してはならない」という沢木の言葉に、手をかざす青年。手の甲の梵字?が輝き、離れて戦うアギトのマシントルネードはスライダーモードへと変形する。この新必殺技ライダーブレークで、無事レイウルス・アクティアを倒したのだった。さて、ここで謎。沢木が言う貴重なサンプルとしてのアギトとは?沢木はアギトの出自を知っているようである。サンプル?実験台?タブラ・ラサである翔一は、人工的に作り出されたとか? さて、真魚ちゃんの父親、風谷教授殺害についての状況がいくつか明らかになる。風谷教授が殺される前、喫茶店に寄っており、その際連れの男と口論していたということ。その日は喫茶店の一周年で、記念のマグカップを客に配っていたということ。もちろん、 風谷教授の口論の相手も、そのマグカップを持っているはず。 そして、美杉家で行われている真魚の誕生パーティー。太一が誤って落として割ってしまったマグカップは、あの喫茶店で配られたもの。それを隠すように処分する美杉教授。ずっといい人だと思われていた美杉教授だが、ここに来て何やら怪しい動きである。まぁ、升毅だけに怪しいような気はしていたのだが(笑)。
ガオホワイトの素顔を見ることができた好エピソード…かな?自分の娘が地球の意思としてオルグと戦ってるなんてことを露とも知らぬ父親が上京。それに伴うドタバタ騒動。ま、こういう展開はありがちのパターンですな。
結構ほにゃらりんとした顔立ちの冴だが、実は武道の達人。単身九州から上京して武道の専門学校に通っていると言う設定。武道の専門学校って…何?って気もするが、まぁ、そこはそれ。それよりも、おさげでセーラー服姿の冴ちゃんに萌えた大きなお友達も少なくなかったはずでしょう。いや、ワタクシMAXはテトム派でございますので…。
今回の武者人形オルグもなかなか大胆なデザインですなー。武者オルグじゃなくて、武者人形オルグってとこもポイントだったりして。
連休中にバイクで須賀川に行ってきました。円谷英二ゆかりの地を訪ねてまいりまして。詳細なレポートはこちら。
真魚ちゃんの誕生日を間近に控え、彼女にやさしく接する美杉や翔一。だが、彼女が思い出すのは殺された父親である。彼女の父親が殺された事件の担当が、なんと河野刑事(やっと名前覚えた(笑))であったという偶然。まぁ、ドラマだからいいとして、その河野が今も追う真魚の父親、風谷伸幸殺害事件。2年前に起こったこの事件の解決の糸口は全く見つかっていないようだ。すくなくとも、真魚の超能力によって翔一がなんらか関与をしているはずなのだが、さすがにそのことを真魚は氷川には言っていない。また、風谷伸幸の殺され方も不可解なもの。致命傷は見当たらず、ただ内臓がボロボロになっていたという。この頃はまだアンノウンが出現していなかったため、昨今の事件と結び付けて考えることは無かったようだが、アギト世界では2年前というと4号が0号を倒した年。この不可解な殺人事件が未確認生物のしわざとは考えられなかったのだろうか。ちょっとその辺りが気になるところではある。
その真魚ちゃんが自分の生家に戻る。時々、こうして戻っては、楽しかった父親との生活を思い出すという彼女。たまたまそこに居合わせた氷川と河野に語る。そりゃ、15歳で父親を何者かに殺されて、それで犯人もわからないままというのはなんともかわいそうな話である。その辛さを心に秘めて、普段の明るい真魚ちゃんってのが泣かせるねぇ。その真魚ちゃんを優しく見守る美杉教授もまたいいじゃないの。で、たまたま見つけた柱の隠しスペース。その中にはビデオテープと黒い球が入っていたっ!一体このテープには何が。そして、黒い球の正体は?風谷伸幸殺害の謎を解くような秘密がやはりそこにはあるんだろうねぇ。そして、アギトにまつわる数々の謎をも説くようなものなのかな?これまた楽しみだわ。
さて、今回のサソリ怪人。どう見ても、ドクトルGリスペクトですなー。あの頭の上の毒針といい、手にした斧と盾といい、いかにもである。これで“仮面ラーイダアギト”とかしゃべってくれれば最高なんだが、残念ながらアンノウンは無口なのよね…。アギトのソードを受け止める盾が出た時には、おぉっと声が出たよ。もろにドクトルGだもん。
そのサソリ怪人だが、頭の毒針をするすると触手のように伸ばして、人の首筋をブスリである。そして、ちょうど24時間後に凍死と同じ症状で死に至る。被害者の運送屋が時間に正確で、刺された次の日、つまり24時間後のの配送時に死ぬわけで。このあたりの見せ方は、なかなかうまいものである。
サソリ怪人は、ついに真魚ちゃんを襲わんとする。が、一緒にいた翔一がすぐにアギトに変身して助けるのだった。だが、強い、強いぞサソリ怪人。ついにアギトも刺されちゃって、このままでは24時間後に翔一も死ぬのか?
忘れちゃイケナイ謎の青年と、その面会者“沢木哲也”。オーパーツに隠されていたDNA配列から産まれたこの青年の正体を沢木哲也は知っているのか?そもそも沢木哲也とは何者なのか?それが本名なのかもわからない。津上翔一という名前も知っているし。さてさて、この沢木哲也を演じるのは、小川敦史(小川敦志改め)。黒岩皇帝だぁっ!!脚本の井上敏樹繋がりか?シャンゼリオン終了後、某所で一度お目にかかったこともございますが…。お久しぶりです。いやー、いい感じですなー。様々な謎を握る人物としては、好キャスティング。今後の活躍、期待しておりますー。
ガオレンがタイムスリップ?不調のガオライオンを直すために光るきのこを探しにでた5人は、なぜか月の光を浴びて過去の時代に。そこにはやはりオルグがいるんだけど、このブルドーザーオルグはどうしてタイムスリップしてきたんだろ?しかし、このブルドーザーオルグがまたいい味出してるねぇ、オヤジギャグ爆発だし。なんといっても、あの造形はすごい…。ゴレンジャーに登場した仮面怪人たちを彷彿とさせますな。
さて、またも新しいパワーアニマルが登場。今度はゴリラ。やはりあのエンディングでちらっと見えるパワーアニマルは全部登場するんだろうねぇ。しかもガオライオンの代わりに、ロボのメインメカに。新ロボ、ガオマッスルの登場とは。いやー、第一クールもまだ終わってないのに、早いねぇ。
前回生身ながらもGM―01を発射し被害者を救おうとした氷川、そして命令なくG3システムで出動した北条。北条は更迭され、氷川はG3要員に復帰する。いやー、ホントに可哀想だわ、北条クン。確かにイヤミな性格ではあるし、上昇志向が強いようには見えるけど、そんなに悪い奴でもないじゃんって気がするね。なんか、あのベテラン刑事が言うこともとてもよくわかる。北条は北条なりに一生懸命なのだと。ま、でも結果優等生であまり欲などなさそうな氷川に抜かれちゃうことが、北条にとっては耐えがたい屈辱なのだろうな、きっとさ。で、今度はまた手柄を立てようと必死になるわけだ。
さてさて、ついに件の篠原佐恵子と話をすることができた翔一、湖の彼女を捜しに行くと、ちょうど足がつって溺れかけてるわけ。翔一が助けようと湖に飛び込むが、やはり彼女を追っていた涼も湖に。そりゃ元は優秀な水泳選手だった涼のほうが泳ぎは達者だよねー。で、翔一と涼がそろって篠原佐恵子と話をするわけだよ。アギトとギルスという互いのもうひとつの姿を知らないままにね。
彼女が語る湖の伝説。そして、何気なく砂に書くアギトのマーク。だが、その意味を翔一に質問されると、彼女の態度は硬化する。涼の父親のことも知らないし、翔一の顔も見たことは無いと。だが、その否定には、明らかに何かを隠しているかのような動揺があった。もし、翔一があかつき号に乗っていたとすると、三浦智子はすぐにわかったはずだ。しかし、三浦はしばらく翔一の顔を見つめてからはっと気が付いた。人の顔は成長と共に変わるもの。しかし、幼い頃の面影はどこかに残しているはず。もし、三浦智子が翔一の少年時代に会っているとしたら、ああいう反応をするかもしれないねぇ…。しかし、少年が急に青年になるなんてそんなことあるわけ…いや、あるんだよね、そういうことが。ううむ…。
結局、湖の伝説もそこから出土する土器も、篠原佐恵子の兄の捏造だった。いや、出土品の捏造ってかなりタイムリーな話題だねぇ。兄は篠原佐恵子の様子を心配しての行動であった。そう、彼女もあかつき号で遭難しているのね。ホント、全てはあかつき号の遭難を元に始まっているのだな。篠原佐恵子も翔一に会っている?そして、涼の父親とも?しかし、その遭難で受けた心の傷は、彼女を深い内面に押しやってしまったようだ。ただ、湖の土器を探すことだけが、今の彼女には幸せなひととき。真実を告げんとする翔一、そしてそれを止めんとする涼。二人の対照的な性格がココに現れているね。
ウマ怪人は同時に2箇所に現れる。妊婦を再び襲うと出現するが、そこにはアギトが駆けつける。アギトを捕獲しようとする北条と、それを止めようとする氷川。この二人の対立もここで決定的になったかな。そして、なぜか篠原佐恵子を襲おうとするもう一体のウマ怪人。ここにはギルスが登場。いやー、ギルスはいいねー。今回はギルスのマシンもついに登場なのである。オフロード車ベースの強みで、湖の中もガンガン行けちゃう。ファイヤーストームやX4じゃ、これはできないもんね。
さて、病院の謎の青年を尋ねる謎の人物。面会カードに「津上翔」まで書いて、今度は「沢木哲也」と書き直す。この男が三浦智子が電話していた相手か?そして本物の津上翔一なのか?またしても、謎謎謎…。
ずっと、タイトルには「!!」がついてたんだけど、今回は無しなのね。いや、たいしたことじゃないんだけど、ちょっと気が付いたもので。
今回はちょっとだけ、各メンバーのガオレンジャーになる前のことが紹介されてるねぇ。ブラックは相撲取り後花屋。ホワイトは父親に武芸全般を叩き込まれたらしい。そしてイエローはというと、警察に良くお世話になっていたらしいと。
そんなイエローの前に現れる双子の兄弟。口を利かず不思議な力を持ち、それでいて地底に咲く花をイエローに取りに行かせるという彼ら。行動が良くわからん(笑)。でも、イエローと心は通じ合わせることはできたようで。
そして、ガオキングのピンチに双子が現れる。なんとパワーアニマルは双子の熊。しかし、ガオベアーとガオポーラーって名前は…。ポーラーは熊じゃないだろ。なんとも突込みどころの多い番組である。
そうそう、毎回オルグが倒されるときの辞世の一言が結構笑えるのよ。今回の携帯電話オルグは、最後に「圏外!」と言って爆発してた。いいねぇ、このセンス。
真魚ちゃんは翔一の過去を求めて、三浦智子の母親に会う。そして、何とか親しかったという友人を紹介してもらうことに。その女性は、篠原佐恵子。偶然にも涼の父親の手帳にもその名前はあり、涼は彼女のところへと向かっていたのだ。翔一、真魚と涼が、篠原佐恵子を軸にしてまたもニアミスする。第1話で、大学キャンパス内ですれ違って以来、2度目のすれ違いということになるかな。
篠原佐恵子は研究者である兄の影響で考古学に興味を持ち、近くの湖の底に眠る超古代の土器を出土しているという。そして、引き上げられた土器に貼られたラベルには、アギトのマークが。おぉ、って感じですな。篠原佐恵子はアギトを知っているのだろうか?やはり、三浦智子同様に、なにか秘密を知っている?
なんだか怪しいんだよね、この篠原佐恵子も。気難しいし、とっつきにくいし。やな感じだし。でも、なんとか話を聞いてもらえることになった涼だが…。まぁ、そう簡単には心を開いてはくれませんな。
さてさて、一方の氷川&北条である。北条はさすがに敵前逃亡を上層部からとがめられちゃう。でも、それを小沢の判断ミスによるものとして、見苦しい抵抗を。さらには、あかつき号のスキャンダル公開を匂わせてとりなそうとするが、逆に恫喝される始末である。この北条のG3へのこだわりはすごいねぇ。優等生的な氷川よりもむしろ感情移入しやすいキャラクターだな、これは。たぶん、自分だったらこうだもんね。で、結局北条も一課に戻されて、氷川&北条のコンビが誕生だ。ここでもネチネチと嫌味をいう北条はいいよね。でもって、そんな二人をあえて組ませるベテランの刑事(名前がわからん)がまたいいんだよね。
さて、ウマ怪人は氷川が睨んだとおり、先の被害者の妻が宿す胎児を狙ってきた。そこまでやるアンノウン。いったいどんな理由で?まるで何かを恐れるかのように?通常の人が持つ能力を越えた何かを持つ人を、その血のつながりのあるものまで次々に殺していくのは、いったい何故なのか?
北条は暴走し、上司の許可なくG3として出動。しかし、またもウマ怪人に倒されてしまう。つくづく可哀想な男である。生身の体でG3のGM―01を発射する氷川もまた、その反動には耐えられずに気を失う。例によって登場したアギトもまた、2匹のウマ怪人に苦戦する。さぁ、どうなる?
レッドの恋人登場か?ってちょいとメンバーがどたばたするエピソード。まぁ、メンバーもだいぶ慣れてきて、だんだん芝居もよくなってきてるような気もするね。そんな今回はレッドが記憶喪失で、元の獣医に戻っちゃう。しかも、そこには美人助手がいて…。もう、ガオレンには戻らない…?
まー、結果その女性は院長の年離れた奥様という落ちがつくんだけど…、なんかこれって前々回のガオブラックのエピソードとなんか似てないかぁ?落ちの付け方がさぁ。
ガオホワイトもちょいと暴走気味で面白かったけど、今時ああいう女の子はちょっと怖いかも知れんぞ。
逮捕されちゃった翔一だが、状況証拠的には彼には不利。ホームセンターで買った針金で三浦智子は殺されているし、実際に彼女と待ち合わせしていたわけだし。謎の記憶喪失青年だしね。いかにも怪しいじゃないの。しかし、そこで真魚ちゃんの特殊能力が登場なのである。
ものを触ることで、それに関わった過去を透視することができる超能力。それで事件を解決するというと、「サイコメトラーEIJI」とか「ミレニアム」を連想させるね。彼女も、その能力で真犯人である謎の青年の居場所をつきとめた。どうやら、謎の青年はあっさりと犯行を自供したようで、翔一も無事釈放というわけだ。しかし、謎の青年が何故翔一が疑われるような殺人を行なったのか、そもそも彼は何なのか。この辺は謎のままである。
涼の部屋の電話が鳴る。その内容は彼の父親が死体で見つかったという、叔父からの知らせであった。ここで決定的な事実が発覚する。なんと涼の父親もあかつき号で遭難した乗客であったという事実。そして、その遭難の後失踪、死体で発見するまで何をしていたのかはわからない。
氷川も涼も、そしておそらくは翔一も何らかの形であかつき号に関与していたようだ。いったい、そこで何が起こったのか。何が行なわれたのか。それが、アンノウン出現やアギト/ギルスの出現に関係しているのは間違いない。いやぁ、こうやってあれこれと推理をめぐらすのは楽しいね。ドラマ的にとても楽しめるのは評価高いよ。
さて、前回自信満々の北条G3が倒したタコ怪人であるが、どうやら簡単に再生できちゃうみたい。にゅるにゅる系のタコ怪人だが、もうちょっと軟体動物っぽい造形だとよかったねー。触手とかね。それがまた、北条と対峙。自信満々でタコ怪人を射撃するのだが、これが今度は効かない。効かないどころか逆に襲われて、窮地に陥るのである。そして、G3システムはまだ生きているのに、勝手に離脱してしまう。見事なヘタレぶり、見事な敵前逃亡ぶりである。いやー、すっきりしたわ。ホント、この北条は楽しませてくれるキャラである。
そこに駆けつけたアギトによって、あっさりとタコは倒される。再生してちょっとは強くなったようだが、アギトのキックにはかなわなかったのね。
さて、涼の父親の遺品である手帳。そこには見知らぬ人々の名前と住所が何ページにもわたって記されていた。そして、その中には「三浦智子」という名前も…。これは多分あかつき号の乗客の名簿ではないかな。そして、涼の父親は彼らと接触を持っていた…?ううむ…??
夢のお告げは「斑の槍」…。ブルーが夢で見たお告げの意味は、新パワーアニマルの登場を意味してるということで。そう、キリンですなー。でもねー、キリンはもう既にCMで露出されてるんだよねー。そういう意味じゃイマイチインパクトに欠けるという感は拭えんね、残念ながら。ま、どうしても商品先行にならざるをえんのはわかるけど。
でも、その登場の仕方にはちょっとクリビツ。いやー、太古から眠っていたというパワーアニマルが、まさかクレーン車に化けていたとは…。つうか、このクレーン車はいったいどこから来たのよ?などという突込みを与える隙も見せぬまま、ガオジュラフは変形してガオキングの1パーツになってしまうのであった…。