
JUN.1.1997 「エコエコアザラク」 “包囲”
事件は終結せずに、ミサのまわりでさらに死者が増えていく。皆で撮った写真に写っていた不審な光のとおりに犠牲者が増えていくのだが・・・。今回もミサはなすすべもなく次々に友達を失っていき、さらにはその魔力を封じられてしまう。ミサの力の及ばぬ、狡猾な手段でミサを追いつめる敵。友を救えなかったミサの哀しみが、またも心に痛い。
JUN.1.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “激ヤバ!オレたち死ぬのか?”
死が避けられないとわかった時に、人は何をするのか?なんて書くと重いテーマ。しかし、このメガレンではそれを結構サラっと描きながらも、なかなか感動させてくれた今回のエピソードである。5人それぞれのキャラクターが出ててよかったんじゃないかな。結構健全すぎる気もするけど。生身のアクションも多くてよくがんばってたぞ、5人とも。
ところで、みくちゃんのウェディングドレス、やはり瞬のためだったのかな・・・そのあたり結構微笑ましいなぁ。そして、次回のスーパーみくに続くのである。
JUN.1.1997 「ビーロボ カブタック」 “なぞなぞミイラの謎”
ミイラにスターピースがついてミイラ男に・・・。今回の対決はなぞなぞ。しかも遊園地ロケなので、罰ゲームが楽しいぜ。あの着ぐるみで絶叫マシンに乗らなきゃいけないんだから、ああいうお仕事も大変である。
結局ミイラはいい人で、悪いのは例によって阿弥陀屋のおやじ、かわいそうなのはそれにだまされるガニラン、スパイドン、コブランダーなのであった。
あ、そうそう、掃除のおじさんの格好で登場するキャプテントンボーグには大爆笑であったぞ。次回またも新キャラ登場!
JUN.7.1997 「ウルトラマンティガ」 “夢”
実相寺監督第2弾である。前回よりは難解さがやや薄れ、コメディタッチの演出。しかもチョイ役ながら豪華なゲストで、なかなか味のある作品となっている。もちろん、絵づくりはいつもの実相寺カラーが出まくりのモノなのだが。しかも、今回はウルトラの掟破り、Aパートでのティガ登場をやっている。確か、29年前にも「空からの贈り物」でこれをやって、そりゃないよと言われていたはずだ。それを承知でやってるわけね。
今回は、生田くん役の角田英介が好演。子役の頃からいろいろと活躍していたり、「古畑任三郎」でも若き天才棋士の役で出てたりしたけど、この役はおいしいよね。「円盤が来た」のフクシンくんのように、完全に今回の主役となっているもん。他にも、寺田実(2度目だ!)、浅野忠信、嶋田久作・・・。ホントに凄いゲスト。しかも、みんな変である。
ゲストだけが凄いわけじゃない。「こういうのやって見たかったんだ」のデカ長ならぬムナカタリーダーのキレ具合。お供のシンジョウもめちゃめちゃ変だ。イルマ隊長の「たっぷりとかわいがってあげるわ・・・」もねぇ。なかなかウレシイ想像をかきたててくれるし。
そしてそして、寝てしまうことによって夢の中でティガに変身して戦うダイゴ。なんとも大胆なエピソード・・・。ウルトラシリーズの特徴のひとつであるファンタシーな部分を補うような作品といえるかもしれない。いや、そういうつもりで、実相寺監督は撮ってないはずだが・・・(;^^)
ストーリー&コメントもどうぞ。
JUN.7.1997 「アメリカン・ゴシック」 “転生”
マーリンが蘇る。しかも、まだ生まれぬ胎児の生命を借りて。不遇な人生を送り、最期はルーカスに殺されてしまったマーリン。その想いが彼女を再び蘇らせたのか。弟と無邪気にたわむれ、恋をして。そんな普通の生活を送るマーリン。しかしそこに再びルーカスの魔手。その魔手から逃れるため、そして子供に命を返すために自らの命を断つマーリン。なんかケイレブの事思うと、かわいそうだ・・・。
しかし、ますます正体のわからないルーカス。変身も出来るのか・・・。いったい何者だ?
JUN.8.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “すごすぎ! いけてるスーパーみく”
出ました、サービスカット連続のりんどう湖篇だぁ!しょっぱなから修学旅行の歌で笑わしてもらった後は、暴走状態のみくちゃんにあぜん・・・。しかも千里ちゃんのずぶ濡れシーンまで・・・。
かと思うと後半は女の友情話でほろりとさせてくれるしねぇ。エンディングテーマの使い方も、すっごく良かったなぁ。
ラストでは、プールでのサービス水着カットあり。皆さんのご要望におこたえして、キャプチャしてみました。
おぢさんはこういうところも見落とさないぞ。

そして、みくちゃんの水着。

さらに、千里ちゃんのサービスカット。

しかし、男性陣が目立たなかったなぁ・・・
JUN.8.1997 「ビーロボ カブタック」 “美味しい仲間新登場”
ビーロボに新しい仲間が登場!ダンゴロンってダンゴ虫のビーロボってこと?ダンゴ虫じゃぁ、ちょっとイヤーンな感じだが・・・。しかも、好物がダンゴ・・・。非常にクリアでわかりやすいぞ。なかなか性格もおもしろいダンゴロン、今後ビーロボ達にどうからんでくるのかすっごく楽しみなとこだねぇ。
一方、最近一番楽しみなのが、キャプテントンボーグなのだが、何と今回は「遠山の金さん」!なぜかお白州で繰り広げられるダンゴロン争奪戦なのだった。しかも、お団子食べ勝負とはシュール・・・。ルーガちゃんの演技がよかったなぁ。キャラクター出しまくりで。
JUN.14.1997 「ウルトラマンティガ」 “宇宙からの友”
シンジョウ隊員メインの話って、ちょっと悲しい話が多いような気がする。今回もそんな悲しい話のひとつかも。でも、まったくのバッドエンディングではないよね。あそこでイヌイ隊員を救えたのは良かった。あれで希望を持つことが出来るのだから。
しかし、人間がイルド化していくというのは、ちょっと「ゾンビ」みたい。自分の信頼する友でも、イルド化したら撃たなければならない。それが、本人にとっては一番幸せな事なのだから。そのことで苦悩するシンジョウ。結果的には許されることなのに、親友のキノサキを撃ってしまったことを悔やむ。これは、かわいそうだぞ。しかも、イヌイまでがイルド化・・・。そうなった時に親友を撃つことができるのか?この二人の合言葉、「メロン」と「パン」がなんともリアリティがあって、しかも哀しい。
イルドの造形は結構好き。こういう宇宙人タイプってティガにはあまり出てこないのがさびしいなぁ。それと今回はGUTSウイングEX-Jも初登場!ティガが去るところの、ウイングとコクピットのレナ隊員、そしてティガの合成カットは良かったなぁ。
ストーリー&コメントもどうぞ。
JUN.14.1997 「アメリカン・ゴシック」 “交霊”
ケイレブの知らぬところで、またしてもルーカスの企ては進んでいく。ルーカス保安官に逆らうものは、決して無事ではいられないのだ。ルーカスに何かを頼むには、必ずその見返りを要求される。見返りさえ渡せば何でも望みをかなえるのは、メフィストと同じ。ルーカスの正体は一体・・・。
一方マーリンの霊を呼び出そうとするケイレブ。彼の想いがマーリンに伝わったのかどうか・・・。炎の中から現れたマーリンは、どうなっているのか?
JUN.15.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “守るぞ! 不思議な少年の森”
修学旅行の第2弾は、メガブラック=耕ちゃんメインの話。何と言ってもメガレンジャーのリーダー、修学旅行中も責任感のあるところを見せてくれる。森の精霊との交流を描いたエピソードだが、あえて耕一郎メインの話にしたところはいいねぇ。朴念仁ながら、人一倍優しいのが耕一郎のいいとこだし。
さて、今回もサービスショットあり。露天風呂のみくと千里ね。

メガレンジャーも回を追う毎にだんだん良くなって来たよねぇ。5人の息もずいぶんあってきてるよぅ。次回からは新たな展開で、これまた楽しみ。
JUN.15.1997 「ビーロボ カブタック」 “友情の百人組手!!”
カブタックと譲の熱い友情!自分でスーパーチェンジできないカブタックは半人前なのか?しかし、ロボットが山寺で修行するかね。それに修行でスーパーチェンジできるわけでも無かろうにぃ。そのへんが、なんとも間抜けでいいけどね。それと、今回もキャプテントンボーグが見せたぞ。なんと虚無僧で登場。毎回、この人の登場が楽しみなのだ。
しかし、カブタックのスーパーモード、本当に強いのね。こういう、ヒーローっぽいアクションは初めて見たような気もするぞ。かっこいいなぁ、スーパーモード。かなり見なおしちゃった。
ところで、クワジーロは?
JUN.21.1997 「ウルトラマンティガ」 “少女が消えた街”
ヤズミ隊員が巻き込まれる、バーチャル空間での戦い。そこを司るカレンという少女。カレン役に、ビーファイターテントウ役だった栗栖ゆきなを迎えての、ヤズミ君活躍編。みどころは、なんといっても仮想空間で繰り広げられるヤズミ隊員のゲーマーとしての戦いかな。CGもこのために作ったのだろうか、かなり力の入ったものとなっている。
ストーリー的には、なぜ、カレンがあそこで怪物化しなきゃいけないのかとか、バーチャル空間というもののリアリティ(物理的に物を作り出すことの出来るVR空間ってスタトレにはあるけれど)の問題とかあるし、ちょっとティガの活躍も物足りないところはあるけれど、とにかくヤズミで魅せきったというところだろうか。出動の少ないヤズミ隊員だけに、こういう彼を前に出したエピソードというのは妙に残る。しかも、いつも少女へのほのかな想いみたいなものが描かれているしねぇ。やはり、あの年頃の少年にしか抱くことのできない、淡い恋心への郷愁なのかな。しかし、結末はやはり悲しい別れなんでよね。ほろ苦い想い出・・・。
そうそう、ウガンダ氏の怪演もなかなか笑えたけれどね。
ストーリー&コメントもどうぞ。
JUN.22.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “打ちこめ!不屈の必殺パンチ”
誤って少年を傷つけてしまったメガレッド=健太の苦悩を描いたエピソード。メガレンってこういういかにもくさい展開の話が多いんだけど、それはそれでわかっていても楽しめてしまう。これは、ひとつにはキャラクターの明快さと魅力によるのではないかな。このエピソードだって、当然ああいう結末になるはずだし、久保田博士に励まされやるきになる健太というのもいかにも。でも、彼ら5人の魅力によって、引っ張られていくのよ、ストーリーが。
さて、オープニングから圧倒的な力を見せるネジレジアの新幹部、ギレール。今後の対決が楽しみ。メガレンにも新兵器が出てきたし。ハードな展開になるのかな。
オープニングのガレキの中で輝くペガサスとBBサルーンのネオンが悲しかった・・・かな。
JUN.22.1997 「ビーロボ カブタック」 “迷惑博士の大予言”
失踪した高円寺博士の予言書(っていうよりも、ただのデタラメだな、ありゃ)に宿ったスターピースのせいで、地球滅亡の危機が。スターピースって、本当になんでもアリなんだねぇ。しかしなんといっても、地球を救うという大仕事を担ったのは始めてでしょう、カブタック。しかも、譲との熱い熱い友情で、なかなか感動させてくれるぜ。あの矢を射るときの決めせりふ、決まってましたなぁ。
しかし、本当に迷惑なのは、高円寺博士でしょうね、この場合。一体何がやりたかったのか、ようわからん。それに振り回される譲くんが不憫かも(笑)
JUN.28.1997 「ウルトラマンティガ」 “地の鮫”
またも、燃え!いつもながらの怪獣出現と、退治パターンのエピソードのつもりで見ていたら、とんでもない。ここへ来て、さらにストーリーは盛り上がりを見せるのだ。
ダイゴの正体を知る者がまたも登場。しかも、こいつ、悪い。確信犯である。ロボット怪獣ゲオザークとの戦いで傷ついた状態のダイゴを、徹底的に痛めつける謎の男、マサキ。ダイゴに対して、徹底的な力と知性を誇示する。そして、ダイゴを越えるべく、変身アイテムであるスパークレンスを奪うという、まさに悪の王道パターンである。さらに、TPCのタンゴ博士の裏切り。巨人の石像の秘密も盗み出されてしまう。
古代の光のDNAを受け継ぐダイゴだが、それを受け継ぐものはダイゴ一人ではなかった。ダイゴだけが特別なわけではないのだ。これは衝撃的な事実である。悪も正義も同じ力をもった存在であるわけだ。
盗まれたスパークレンスを探し求めてさすらうダイゴ。スパークレンスが無ければ・・・、ティガになれなければ、ダイゴは普通の人間・・・。ダイゴは悩み、そして彷徨する。そのさすらいの果てに見つけたもの。巨人像もティガの地にあった3体だけではなかったのだ!なんとも衝撃的なエンディングで次回へと気を持たせられる・・・。これはもう、次回「影を継ぐもの」を見ない事にはいてもたってもいられないのだが・・・。
ストーリー&コメントもどうぞ。
JUN.29.1997 「ビーロボ カブタック」 “潜入!!踊り子少年隊”
うひゃひゃ、今回はもう、変だもの。浦沢脚本らしい一本。何といっても、「踊り子少年隊」です。まったく笑わしてくれるぜ。なんといっても譲くんとミスターの女装が、今回の目玉。しかも、お腹だしてるし・・・つねられたりして・・・。
ロボットも美容のためワックスかけたり、風呂に3週間入らないと臭かったりと、いいテンションの小業が利いてますねぇ。しかし、なぜピカピカになると金髪なの?(笑)
自分のためなら、平気でコブランダーとスパイドンを裏切り、しかも対決になると味方になるガニランのいいかげんさがいいねぇ。
JUN.29.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “たのむぜ! 新ロボ デルタメガ”
新ロボ登場!その名もデルタメガ。といっても、そう簡単には活躍できないわけだ。その起動にはコントロールプログラムが必要で、そのためにはINETの若手エンジニア省吾を父親でプログラムの開発者でもある川崎博士に返さなきゃならない。そこへ熱血漢の健太が絡んで、省吾との厚い友情によってデルタメガは出撃できるわけだ。健太って直情タイプのキャラクタだから見ててわかりやすいね。ま、時々、そりゃないだろって時もあるけど。
今回登場のワニネジレの分離シーンのCG処理が、何とも気持ち悪くてすごくよかったぞ。