
OCT.4.1997 「ウルトラマンダイナ」 “ウィニングショット”
いや、なかなか面白かった!これがダイナの路線なんだなと思える1本。脚本も突き抜けた感があるし(と思ったら、古怒田健志氏なんだ)、演出的にも楽しかった。特にMAX的にいいなぁと思ったのは、やはりマイ隊員!(;^^)あのスタジアムで、アスカの友人の大リーガーにプレゼントを次々に渡していくとこ、いいじゃない。カワイイじゃない。マイ隊員の普段着もまた、なかなかカワイイじゃないの。
それと、ダイナがシルドロンに立ち向かうところ。フォーク投げる描写、一瞬バックに燃えあがる炎。アリでしょう、こーゆーのは。魔球といえば、足を高く掲げて炎が燃えるのよ。そういうインプリントをなされてる我々世代には、なかなか笑えていいです。いや、実際に画面見て大笑いしちゃったもんな。笑って楽しめるウルトラマンを目指せば、ダイナ独自の路線って見えてくるという事だろうなぁ。
ちょっと残念なのが、怪獣の出現にほとんど必然性とかが見られない事。もちろん、今回のエピソードでは、シルドロンの存在が希薄になってくるのは仕方の無いところだけれど、もう少し描いて欲しいとこかな。あと、アスカは変身を人から隠そうという意識、ないのだろーか?(;^^)
しかし、オチが「ウルトラフォーク」・・・。ま、いっか。
OCT.4.1997 後楽園遊園地「メガレンジャーショー」を見る
行ってまいりました。またも後楽園野外劇場。あのメガレンジャーのキャスト出演初日ですね。つまり、デジ研の5人にとっても初めてのショートなるわけで。これは見なきゃいかんぞと、出かけてまいりました。
当日は天気があまり良くなくて、初日からこれじゃ大変だなぁと。そしたら、案の定、2回公演予定だったのが、1回目は無事に終えたものの2回目は中止。そのかわり、5人のトークショーに変更。ま、これはこれで大きなお友達的にはうれしかったりするのだが。
ショーの内容はいいよぉ。去年のカーレンみたいに、頭しかキャストが出ないのと違って、途中でも出てきてくれるのよ。登場の仕方もマジック取り入れたりして凝ってるし、あと、あのいつもの制服姿でアクションもやってくれる。つーことで、MAX的には当然の事ながら千里っちとみくの太股に視線が釘付けだったりして(;^^)。もー、パンモロだもんね。倒れた千里っちのめくれあがったスカート、そこから覗く太股に完全“木亥火暴”状態でございました。ま、もちろん、下はスパッツ履いてるんだけど。
そして、ショーの後は、例によって握手会。この時感心したのは、瞬くんとみくちゃんね。この時点で結構雨が降ってて、皆傘をさしての握手会となっちゃったんだけど、このふたりは、ちゃんと子供の視線になるようにしゃがんで両手で握手してた。もちろん、傘も差さずに雨に濡れながらなんだけど。もちろん、千里とも握手しましたよ。気持ち長めにね。
2回目公演中止の代わりに行われたトークショー。これも5人の素顔が垣間見えて面白かったなぁ。瞬くんとみくちゃんは前述したとおり。特に瞬くんは子供からの質問にも機転をきかせて答えてて、好感度アップ。健太はあれだな、そのまんまの子だな。役柄と実生活に大きな差はないのでは?一方、大きく差があるのは耕一郎でしょう。あんなに優等生じゃないわけで。年相応の青年ですな。千里については、うーん、ま、普通の子ですね。でも、かわいいっす。仕草がいちいちかわいい。太股にも萌えるけど、あの普通にしてるときの千里っちもいいのだ。
OCT.5.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “ウキウキ! 月から来た恋人”
おぉっと、健太に恋人出現か?健太を追いかけてかわいい女の子が、INETの月基地からやってきた。しかも、ぜひ渡したいプレゼント持って・・・。ということで、健太メインの今回。全体的にコミカル調、健太のキャラクターが活かされた好篇じゃない?ワタシは、こういう話好きだけど。オチも結局健太の早とちりで、女の子は、よりによって省吾の彼女という、王道的なもの。いいじゃん。
一方ネジレジアも今回からは、サイコネジラーが登場。ネジラーってアムラーとかシノラーみたいなノリを連想させられて、なんかおかしいけど。造形も面白いので、期待持てますなぁ。
ところで、健太、あの格好で待ち合わせはやめようぜ。
OCT.5.1997 「ビーロボ カブタック」 “完熟!! 赤い審判魂”
すげぇ、キャプテン・トンボーグ修行してる。しかも、2001年のパロディまでやって・・・。そして、ついに登場が、赤トンボーグ。やられた、なんとも意表を突かれた展開だ。ますます好きになったぜ!トンボーグ!
で、今回は蔵之助のお父さん。いや、いいキャスティングだわ。あのミスターの父親に、ワハハ本舗の佐藤正宏とは・・・。うーん、あの息子じゃぁ、お父さん家出もしたくなるわな、出来良すぎるもの。とはいえ、そこは親子、得意の相撲で父権復活である。いい話じゃないの、ほのぼのしてて。
OCT.11.1997 「ウルトラマンダイナ」 “地上最大の怪獣”
マタンゴ、ダイナ版・・・(;^^)というわけじゃないけど、キノコです。マタンゴというよりも、マンモスフラワーかな。武上脚本ということで王道は王道なんだけど、ちょっと首をひねるところもあるなぁ。たとえばメトロポリスに調査に行ったアスカの映像って、誰が撮影してるんだろう?とか、ムザン星人改造(;^^)フォーガスに捕まったアスカって、何で簡単に開放されちゃうの?フォーガスの目的って何なの?とか。しかもあれだけでっかいフォーガスなんだけど、あっさりとダイナに倒されちゃう。簡単に弱点見破られてるし。
なんか、せっかくの地上最大の怪獣という面白い設定が、結果的に十分に活かされないまま、消化不良で終わってしまったかなって気がするんだけれど。うーん、なんとも残念。もう少しいろいろと突っ込んだ描写をしていけば、もっともっと面白い作品になったのではないかな?
しかし、スーパーGUTSの給料って、安いんだ・・・。公務員だからか?危険手当とかつかないのか?(^^;)一方で、ああいうほっとさせるシーンがあるっていうのはいいねぇ。そういう意味では、楽しい作品になってきてます。
OCT.12.1997 御殿場ファミリーランド「ウルトラマンダイナスペシャル」に行く
はるばる行きましたぜ、「ウルトラマンダイナスペシャル」。GUTS隊員出演の情報を得ながらも、具体的にどんな内容なのか良くわからないままに行動してしまうのが、MAXと濃ゆいお友達(ちいこさん、MOPさん、RAYさん、=RITZ=さん、たけちゃん。以上、順不同(;^^))の凄いところである。
で、行ってみるとこれがなんともほのぼのとしたイベント。野外ステージの前に、シートを敷いて見るというピクニック気分のファミリー向けなもの。午前中から始まって、1日がかりの長いイベントである。
ショーとしては、会場のよいことのクイズ大会。そして、ウルトラマンファミリーと怪獣がステージで戦いを繰り広げるアトラクション。そして、いよいよGUTSのムナカタリーダー、シンジョウ、ホリイの登場である。なかでも、ムナカタリーダーに至っては、もうノリノリ。登場から、遊園地内を走るスカイサイクルに乗ってのおでまし。いや、これって野劇のショーみたいにジェットコースターじゃないくって、足でこぐ自転車がレールの上走ってるってやつ。いきなりのボケに会場も大沸き。
トークでは映画「ウルトラマンティガ&ダイナ」の裏話なんかも、「他で話さないでねぇ!」(byシンジョウ)というお断り付きでべらべら話しちゃって。まぁ、聞けばますます映画への期待は高まるって内容のものだったけど。もちろん、映画には旧GUTSのメンバーの何人かは出演するそうである。この3人は、少なくとも出演する模様。後の人たちについては・・・?
そして、トークの後は、撮影会。ポラロイドカメラで、GUTSメンバーと一緒に撮影してくれるのだ。いやぁ、地方ならではの、出演者との距離の近いイベントで楽しかったなぁ。
で、撮った写真です。ホリイ隊員にハイパー渡してもらって、「こう構えてください」(関西弁で読んで(;^^))って言われて。ご満悦のMAXです。
OCT.12.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “見せるぜ! 兄貴のミラクルシュート”
耕ちゃん、弟いたんだ。ちょっと歳離れてるけどね。で、その弟との兄弟愛のお話。しかしだよ、あーゆー生真面目なお兄ちゃんだと、弟も何かと大変なんじゃないかなぁって気も・・・(;^^)。
しかし、さすがに遠藤くんはボール扱うのがうまいね。これなら、マジで子供にサッカー教えられるんじゃないのかな。しかも、ヤマアラシネジラーを倒すのも、得意のサッカー。ま、これは遠藤くんが演ってるんじゃないか。スタジアムの観客の合成とかはよかったですね、なかなか。
という以外にはあまり印象薄いエピソードだったような気がする・・・。
OCT.12.1997 「ビーロボ カブタック」 “愛情の鬼ババ抜き”
久々の浦沢脚本ね。しかも、小金井メインのエピソード。あの小金井のお母さん登場。小金井以上のパワーのあるキャラですわ、なかなか。あいもかわらずのはちゃめちゃ騒動となってますな、これは。いやね、笑えますよ、やっぱ浦沢脚本。
今回のトンボーグ、ダンディに決めて登場。ほんと、毎回この人の登場が楽しみで楽しみで。トランプ対決で、決着はババ抜きで決めるなんて、うまいじゃないですか、展開が。いや、無理矢理の展開とも言えるか・・・(;^^)。それでも、オッケーなのが、カブタックなのよね。
OCT.18.1997 「ウルトラマンダイナ」 “箱の中のともだち”
いつもひとりぼっちの女の子がやっと見つけた友達、それは小さなかわいい怪獣。そして、それを狙うあやしい宇宙人。スーパーGUTSが少女を守る。だが、実はかわいい怪獣は凶悪怪獣であり、宇宙人は娘の仇の怪獣を追ってきたのだった・・・。なんて、なんか東映特撮になんかありがちなストーリーって気がする。最初の方見ると、オチはわかってしまうのだけれど。とはいえ、まぁ、こころ暖まるストーリーと言えるかな?
しかし、ちょっとチープなのはダイス星人だなぁ。もうちょっとうまいことねぇ・・・。アイシャドウ塗れば宇宙人って発想はちょっと勘弁してもらいたいと思う。スタートレックのTNGやDS9なんて見てると、どのエイリアンもとても個性的かつとてもよくできている。たとえ、それがエキストラであったもだ。あのあたりのセンスをうまいこと取り入れれば、SFシリーズとしてもっと骨太なものに出来るんじゃないかな。細かいディテールへにこだわりの積み重ねが、やはり特撮作品には大事なのだから。
一方で、少女の前で巨大化するギャビッシュなんかは、とてもいい絵だと思う。大胆な合成でいいセンス。こういうのは好きだなぁ。また、この回については、怪獣ギャビッシュが意味を持ってるので良しとしましょう。やはり、怪獣出現のシチュエーションに意味があってこそ、ウルトラマンの活躍が生きてくるわけですからねぇ。怪獣が魅力的でないとだめでしょ。
ところで、ラストの「お前に言われたくないわ」は、同じツッコミをテレビ見ながら入れてしまったぞ。
OCT.19.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “のりきれ! メガシルバー最大の危機”
C調裕作アニキにも、ピンチがおとずれる?!裕作が不治の病に侵されていると勘違いしたみくと健太のドタバタぶりが、なんとも微笑ましくてカワイイのだ。メガシルバーの最大の弱点である時間制限、きっちり2分30秒をネジレジアに知られてしまったわけで。うーん、これはマズイよなぁ。確かに最大のピンチ。ま、結局メガスーツを改造して、時間制限をなくしてしまったメガシルバーが勝利をおさめるわけだが、ちょっと残念な気もする。あの時間制限があるところが、キャラクターとして結構おもしろかったんだけど・・・。まぁでも、この時間制限をなくすことが、また次への大きな伏線になっているんだから仕方ないけれど。
OCT.19.1997 「ビーロボ カブタック」 “秋のビーロボ運動会”
秋といえば,運動会!か?で、いいのか、トンボーグ?いや、いいんだ、さすがキャプテン・トンボーグだ!
しかしなぁ、『スーパーチェンジ・ヤセール』にだまされるかぁ?ママも。3馬鹿ロボの新商売も相変わらず笑えて楽しい。そんな騒ぎに端を発してなぜか秋の大運動会へと強引になだれ込んでいく展開は、いつもながら馬鹿馬鹿しくてうれしくなってしまう。
そうそう、まぁた、ミスターと譲くん、女装させられてるよ。いーかげん癖になったら困るんじゃないのか?実は結構気に入ってたりしてな、あのふたり(;^^)。
OCT.25.1997 「ウルトラマンダイナ」 “遥かなるバオーン”
うーむ、これはひょっとすると傑作かもしれない・・・。いかにも太田愛というほのぼの路線の作品である。
バオーンという怪獣のキャラクターが、ストーリー全体を支配しているところがいい。なんとものどかな作品。ちょっとウルトラマンのスカイドンを思い出させる。出演するキャラクターが誰も悪い人がいないというところ、いいです。怪獣も悪気があるのではなく、ただその鳴き声に催眠作用があるだけ。人はひたすら眠るだけというのが、楽しい。しかも、その事件の舞台をのどかな山村に設定したのはうまい。牧歌的な雰囲気のウルトラマンである。そして、赤に反応するバオーンに対して「赤いウルトラマン」、ストロングタイプで戦うダイナのカワイイ事。バオーンの鳴き声でばったりと倒れてしまうダイナがいいぞ。
実は、個人的にはバオーンのような造形はあまり好きではない。その昔、「帰ってきたウルトラマン」のヤメタランスで思いっきり引いてしまった経験を持つワタシなのだ。小学3年生なりに、あの造形はつらかった。今回のバオーンもちと似てるような気もがするが、作品全体のイメージとストーリーで持たせてるって感じがするのだ。
確かに、ティガに比べて様々な描写が幼年向けになってはいるけれど、後味が良く楽しめる作品という事では、こういった路線を進んでいって欲しいものだ。後は、各隊員のキャラクターが立ってくると、さらに楽しくなるのだろうが。
なんにせよ、このバオーン、楽しめる好篇であると言っていいだろう。
と、コウダ隊員の「渋柿」がツボか(;^^)。
OCT.26.1997 「電磁戦隊メガレンジャー」 “はばたけ! 宇宙に舞う希望の翼”
いや、今回は裕作出ずっぱり。ついにメガシルバー専用ロボ、メガウインガーの登場である。
とはいえ、そう簡単にはいかずにメガシルバーを認めないというINET副長官にケイタイザー取り上げられたり、あげくはコンドルネジラーにつかまって、絶体絶命。シボレナにもいじめられちゃうとこが、イケナイ妄想をかきたてられて、大きなお友達的にGOODですわ。
メガウインガーに乗るために、スーツの改造をしていたということで、2分30秒の制限を無くすというのは、この回の伏線でもあったというわけね、結果的に。まぁ、ロボット操縦するのに2分30秒じゃ厳しいわな、確かに(;^^)。
「こっから見るアンタも, いい格好だぜ」のセリフがツボ。
OCT.26.1997 「ビーロボ カブタック」 “歌合戦だ!! 全員集合”
今回は、歌合戦と来たか!
なぜかカブタックに声がそっくりの(;^^)国立先生を助けるために、歌を歌う譲たち。おじいちゃん似で歌が苦手って・・・、それじゃあ、志茂田先生そのまんまじゃん。その志茂田先生も自慢の(笑)声を披露してくれてはいるのだが・・・。ま、それぞれのキャラが実際にお歌披露という事で、これまた楽しい限り。
今回はゲストも豪華で、なぜか実名で登場の宮内タカユキ先生と、なぜ、こんなところに?という感もあるグリーンレーサー福田佳弘さん。そーゆー意味では、なんかとっても濃ゆい回だったぞ。
OCT.29.1997 映画「ウルトラマンティガ&ダイナ」エキストラに参加
密かに会社休んでいってきました、映画「ウルトラマンティガ&ダイナ」のエキストラ出演。実は、着々と撮影は進んでいるのだった。
以下の情報は、ちょっとネタばれになるかもしれないんで、ご注意ください。
われわれ(=RITZ=さん、古城さんとMAXの3人)は、TPC地下シェルターに避難している人たちという役柄。他に来てた人たちもみな円谷ファンクラブ関係の方々っすね。あ、開田あやさんも取材でいらっしゃってました。
で、正面スクリーンに映し出されるダイナの活躍に一喜一憂するという演技をする。もちろん、ホントはスクリーンなんてなくって、そこに映っているように演技をするのだが。ダイナが、怪獣を攻撃しているときにはエールを送り、やられたときにはがっかりし、そして、ティガが登場したときには、またも大騒ぎするというもの。そう、ティガがダイナのピンチに駆けつけるのよ。(^o^)
当日来てた役者さんは、ゴンドウ役の亀山忍、えー、なんの役だか良く分かんないけど杉本彩。
それとそれと!イルマ役の高樹澪さんが来てたのだ!どういうシチュエーションなのかは、良く分からないがシェルターに入ってきて、じっとスクリーンを見てたたずむ、そして静かに去る、というシーンを撮影されてました。セリフ無いので、一体どういうシーンなのか・・・。
あと、子供ね。子供がティガ復活の大きなポイントになる。あの、ティガの最終回を思い出せばすぐにわかる事だが。
亀山さんも高樹さんも、素顔はなかなかお茶目でして、和気あいあいとした現場ではありました。それと、演出の小中和哉監督。さっさとテンポよく撮影をこなしていく方かな。予定よりもはやく撮影終了したし。まぁ、でも気になるところは何度も撮り直ししてたけどね、もちろん。エキストラに対する指示も的確で、なんかいい人って感じ。歳いってる人や、声の大きい人が多い現場で、ひとり静かに演出してるのが印象的でしたなぁ。見た目が若いので、なんか普通の人っぽいんだけどね。
ということで、ついに映画初出演!来年3月14日は映画館へMAXの姿を見に行こう!(;^^)。