過去の特撮徒然草
日付順

1998 MAR



maxfacesMAR.1.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第二章 星獣の再来”

えーっと、戦隊名にもなっている星獣たちがついに登場ですな。いや、なかなかに怪獣してるじゃないの。巨大化した敵と星獣たちとの対峙シーン、セットも今までの戦隊シリーズに比べてかなり大きいもの。おぉっと思わせるシーンを見せてくれるじゃないの、東映特撮も。しかし「星獣のなかに、人工生命M1号がまざってるぞ」と思ったのはMAXだけではないはずだ・・・(;^^)。
ということで、今週もシェリンダさまの艶姿です。うーん、ホントにドデカイカブー。
ドデカイシェリンダさま


maxfacesMAR.1.1998 「ビーロボ カブタック」 “心に友情ある限り”

いやいや、ついに迎えてしまいました、最終回。思うにこの番組も一体どうなることかとスタート時には思ったものだが、いやいや何とも楽しい1年間でした。
キャプテン・トンボーグの正体は結局謎のままだったし、スターピースが13個集まってもナイスなことは起こらなかったけれど、ビーロボ達、人間達の友情の素晴らしさを教えてくれたというわけだ。この番組を見ていた小さなお友達の胸にいつまでもいつまでも残るような、そんな後味の良さだったのではないかな。
譲くん役の二見くんの熱い熱い演技に、ちょっと感動してしまった・・・。
来週からも、このコメディスーパーチェンジロボシリーズ第二弾が始まるわけだけれど、このカブタックはエポックメイキング的な番組であったと言えるだろう。


maxfacesMAR.7.1998 「ウルトラマンダイナ」 “移動要塞(クラーコフ)浮上せず! (後編)”

リョウとマイ、女性隊員ふたりの関係を軸に話が進む後編。信頼しあうふたりの描写が結構感動的かも。また、エンディングテーマ、「君だけを守りたい」をうまく使った凍て印象的。実はこの曲今週限りだったわけで、よき花道を作ってもらったという感じだな。初陣のマイの活躍によって、この地球全体が救われたわけで、これまたすごいといえばすごい。ひとりクラーコフに潜入して作業する後ろ姿に忍び寄るディゴンを一撃で倒すマイ、かっこいいっす。惚れ直したね、ホント(;^^)
一方ピンチに陥ったダイナ=アスカが見たもの、それはアスカ・カズマの姿である。どうやらアスカがダイナの光の力を授かったのは、父親であり、新型機のテスト中に光とともに消えたアスカ・シンと大きく関係があるらしい。このあたりは、シリーズ後半で徐々に説き明かされていくのだろう。アスカ=ダイナの秘密の解明と、アスカの成長がウルトラマンダイナという物語の中で大きく幹をなすものとなっていくのだろう。
コウダ隊員を初めとするスーパーGUTSの面々もかっこいく描かれている。自らを犠牲にしてクラーコフを自爆させようとするとこなんざ、良かったですなぁ。命ごいでじたばたするTPC海洋開発局エジリ博士との対比もあって。
結局、マイを初めとするスーパーGUTSメンバーたちの働きと、復活したダイナの活躍によって平和が再び戻るのであった。TPCの地質調査員とヒビキ隊長とのラストのやり取りもお約束ながらカタルシスがあってGood!いや、ほんとすっきりさわやかな終わり方でした。カラオケに行こうとする私服のスーパーGUTSの面々も、ほんとに仲良さそうで好感持てますなぁ。
今回の前後編は映画「ティガ&ダイナ」と対をなす作品であると思う。テレビ班のスタッフも映画には負けじという思いで作ったに違いない、その気持ちがブラウン菅で感じられる作品であった。これで2クール消化、山を越えてますます期待のかかるところである。


maxfacesMAR.8.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第三章 大地の知恵”

ま、第3回と言うことで、だんだんフォーマット化されてきましたか。で、ゴウキがメイン。見た通りのキャラクターですな、この人は。
今回のバルバン魔人(名前忘れた)は、熱を奪う奴だったわけだけど、ちょうど関東地方に大雪がふった時に撮ったらしく、同じ風景の雪のあるなしが効果的だったよねぇ。狙ってもこうはできないもん、普通。オープニングのあれも、同じ頃に撮影したと思われます。
ところで、巨大化バルバン魔人と星獣の戦いって、ずっとこうなのかな・・・。


maxfacesMAR.8.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “犬も歩けば迷探偵”

ということで、はじまりました。チェンジロボシリーズ第2弾(って勝手に名付けていいのか?)!
今回の主人公ロボはイヌ。なぜか赤いイヌなのだ。それに相棒がカメ。ヒロインロボがウサギ。一方悪役の方がカラスとカバ。そうね、全部動物になってるわけね、最初から。
で、ハラッパ国の宝、ランドツールを探しているらしい。それにはシュビドゥバッチを集めてワンダーボックス開けきゃならん・・・。うーん、なんか複雑でわかりにくいかも。せっかくシュビドゥバッチを見つけても、マスターランキングが出て来て、最後の試練を乗り切らなきゃいけないんだが・・・これも何故?って感じ。トンボーグの方が明快でわかりやすかったが。きちんとキャラクターがあったし。
全体的に「カブタック」よりは洗練されているのだが、その分プリミティブなオモシロさがなくなってしまったような気がする。今後に期待。


maxfacesMAR.13.1997 「電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー」

いやいや、待望のメガVSカーですわ。あの、ペガサスの連中がデジ研と対決だ!
なんといっても初っ端からカーレン−メガレンを見てきたファンはニヤリとさせられるシーンだもの。あのカーレンに登場した八百勝はやっぱ健太ンチで、お父ちゃんはあのお父ちゃんで、軽トラはペガサスに修理に出していたわけか。後ろ姿の恭介と洋子がさし出すのは、芋長のイモヨーカン。ここで、メガレンの世界とカーレンの世界が見事に融合したわけだよね。さすがと思わせる脚本は荒川氏か・・・。やはりメガ・カー両方を知る人でないと書けないでしょう。他にも謎(笑)の宇宙ファックスの語尾「ダップ」を真剣に調査するINETと久保田博士とか、浜辺で食べる弁当が「キッチン・ガイナモ」の弁当だったり・・・。ヘルメドーに「チーキュ」って言わせたりね。いや、なんとも細かいところに仕掛けがあって楽しいのぉ。
お話も、去年のカーレンVSオーレンに比べて、ゲストであるカーレン勢がかなり目立ってるって感じかな。むしろ主役のメガレン5人を完全に食ってるって感じだ。始めて諸星学園で10人が顔をあわせるシーンなんてもう、最高。いかにもアヤシイ学生服のペガサスの5人は爆笑モノ。デジ研5人とのやり取りもいいし。洋子と菜摘は結構征服似合ってるし(;^^)。ま、恭介のがに股走りの「やなこったー」にはかなわんが・・・。あ、あと「ケーキ・・・?」「カツ丼・・・?」もよかったぞ。
ただ、デジ研の前だとペガサスの5人がいいお兄さん・お姉さんになっちゃってちょっと物足りないような気もするなぁ。同様に健太たちも妙に敬語なんか使って話してるし。まぁ、設定を考えれば自然なんだろうけどね。それとね、ピコットの造形がどうも・・・。
ストーリーはまぁ、無難(?)に進み、カーレンがシボレナのキッス催眠でメガレンと戦ったり、ピコットの力が敵に使われちゃったりで、メガレン絶体絶命のピンチ。でもそこでカーレンは自分達の夢である宇宙船をあきらめ、願い事をメガレン達に譲るのだった。うーん、ペガサスの5人の夢、宇宙船でゾンネットもといバニティーミラーやシグナルマンなんかに会いに行くということなのかなぁ。それはそれで後日談として見てみたいよねぇ。
で、正義は勝ってピコットは旅立つ。実の「会えるかァーい」がまたもツボ。そして、素晴らしいエンディング。あのメガレンのテレビのエンディングの構図をほとんどそのままに、デジ研5人とペガサス5人、それにダップで撮り直したというもの。いやぁ、なんか楽しさがこちらに伝わってくる、ウレシイ映像である。これだけでも見る価値あるぞ。ラストは記念写真でおしまい。
なんかカーレンの5人が出てるシーンって、やたら可笑しいんだけどなぁ。残念ながらもうこの5人には会えないのよね・・・。

「電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー」98東映 監督:田崎竜太 脚本:荒川稔久 出演:大柴邦彦、江原淳史、松風雅也、田中恵理、東山麻美、岸祐二、増島愛浩、福田佳弘、本橋由香、来栖あつこ他


maxfacesMAR.13.1997 「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ」

この映画、ウルトラマン映画史上、最高傑作である!!はっきりと言い切ってしまおう!誰がなんといっても、この映画はいいのである。そりゃ細かいアラを探せば結構出てくるとは思うし、?と思う部分もあるのだけれど、そんなことをわすれさせるだけの勢いがこの映画にはあるのだ。
いきなり冒頭から飛ばしまくり。月面で戦うダイナとゲランダ。カメラを引いて大きなセットを見せる演出は、さすが映画。大スクリーンならではの迫力である。そして、場面はクリオモス諸島。そうそう、あのクリオモス諸島なのよ。もうこのあたりでティガからのファンはうれしいよね。細かいところに気ぃ使ってる脚本だと思うよ。で、ここでついに登場のデスフェイサー。戦艦から人型への変形CGはなかなかいい。これ、完全変形デスフェイサーって玩具で出してくれんだろか。もしあったら、かなり欲しいぞ。空中から前転しながら攻撃するダイナはかなりイケてるのだが、ダイナの攻撃パターンをあらかじめインプットされているデスフェイサーにはかなわない。アスカの心に生じた恐怖によってダイナは敗北。そしてはからずも前線で戦うことになってしまったマイも大怪我をおってしまう。自らの心の弱さに悩むアスカ。通常のテレビシリーズではなかなか見ることのできない姿だ。この苦悩するアスカが今回の映画のひとつの見どころ。自分の心の弱さを克服する過程、つまりアスカの成長物語なのである。落ち込んだアスカを諭すヒビキがいい。戦いをピッチングになぞらえて話す隊長の静かな熱さがしみる。
アスカは以前に地球を救った光の戦士、ウルトラマンティガの強さを知るために、イルマ参謀を訪ねる。ついに、ついに旧GUTSとスーパーGUTSがからむ時が来たのね。イルマは参謀としてTPCに所属しているらしい。何をやっているのかはイマイチわかりにくかったのだが。で、アスカはティガに会いたいと頼む。しかし、ティガにはもう会えないというイルマの返事。そう、光であり人であるティガ=ダイゴはもうこの世にはいないのだ。ティガは光に、ダイゴは人に、それぞれ戻ってしまった。しかし、もしティガがいたとしてもその強さを語ることはないだろう。ティガは彼ひとりの強さだけで戦っていたわけではない。守るべきものがあり、「みんなが好きだから」みなとともに戦っていた。ひとりだけの戦いではなかったから、人類最大の危機にも立ち向かえたのだ。
さて、地球人を抹殺せんとたくらむモネラ星人がいよいよデスフェイサーで侵攻を開始する。迎え撃つTPCだが、全戦力にしてはちょっと迫力不足か。特にGUTSウイング編隊って少ないんじゃ?ここはひとつ「ID4」くらいの迫力で、地球軍対モネラ星人の戦いを見せて欲しかったような気もするが。あ、TPCはもともとハト派だから戦力少ないということかな。さらにはスーパーGUTSも窮地に陥り、撃墜されたリョウにデスフェイサーが迫る。そこにダイナ登場。とにかく圧倒的に強いはずのデスフェイサーを、恐怖を克服したダイナが倒す!このパンチ、よかったよねぇ。デスフェイサーのボディを貫く渾身の一撃。スッキリしました。
しかし、モネラ星人も融合巨大化、クイーンモネラとなって襲いかかる。CGで描かれていたモネラ星人は、なかなか人間離れしていて良い雰囲気であった。しかしこのクイーンモネラはデカイ。ホントにでかいぞ。ダイナをも体内に取り込んでますます暴れるクイーンモネラ。ダイナの目の輝きも消えて絶望の縁に立つ人類・・・。と思いきや、スーパーGUTSはあきらめない。ライドメカが動かなくなっても、自分の体とGUTSブラスターでクイーンモネラに向かっていく隊員たち。地球の危機にひとり出撃するイルマ参謀。彼らのポジティブな描かれ方は、ティガ−ダイナから一貫しており、非常に好きだ。
一方避難所では、若者たちが自分が過去に光となって戦ったことを思い出していた。実は、MAXはこの避難所のシーンのエキストラで出演している・・・はずなのだが自分の姿をスクリーンで見つけることができなかった・・・。はやくLD出ないかなぁ・・・。で、若者たちだが、やはり子どものころに自分が光となってティガとともに戦ったことなどは、夢とも現実とも判別できないような思い出となってしまっていたんだろう。それがこの再度の地球の危機に、過去の光となった体験が現実であったことをススム君の言葉によって思い出したというわけだ。人は光になれる。ダイゴが持っていたような光遺伝子変換システムつまりスパークレンスが無くても、多くの人の心が同じ想いを抱くことによって人は光になれるのだ。その想いは人類を救うこと。ともにこの星を救うため。
かくて、奇跡は再び起こった。避難所の子どもたちが次々に光となっていく。子どもだけでない。同じ想いを持っていれば、キサラギも光になれる。そしてその光が集まり巨大な人型を形作る・・・ウルトラマンティガの復活である。ティガの光を分け与えられるアスカ=ダイナ。アスカにも人の光が見えるのだ。その光は、かつてティガとともに戦った人の想いが結実したもの。あぁ、もうこのあたりは涙無くしては見られないんだよ、ホント恥ずかしい話だが。感動・・・。光とともに、また多くの想いとともに戦うべく復活するダイナ。ついに夢のタッグマッチが始まる。互いに顔を見やりうなずくティガとダイナ。ふたりはきれいにシンクロしながら、クイーンモネラに挑んでいく。もちろん、戦っているのはウルトラマンだけではない。スーパーGUTSの隊員たちもイルマ参謀も。もちろん避難所の人々もみな同様にこの戦いに参加しているのだ。その多くの想いがティガとダイナの必殺技となってクイーンモネラの体をを貫く。
戦い終わって無事を確かめあうスーパーGUTSの隊員たち。イルマがヒビキに言う。「良いチームですね」。そう、かつてイルマもすばらしいチームとともにあったのだ。基地内のイルマの部屋を訪ねてくる旧GUTSメンバー。しかも驚愕の新キャラクター、ヒカリとともに。この火星で生まれたスターチャイルドはもちろんダイゴとレナの子どもである。このシーンは映画全体の流れから見ると蛇足のような気もするが、ファンサービスとしては最高にうれしいものだ。旧GUTS隊員たちがそれぞれ何をしているのかは語られなかったが、ティガの世界観の延長にダイナがあることを改めて認識させてくれる。また、この映画を「ティガの本当の最終回」ととらえることもできるのではないだろうか。
エンディングは、元気になったマイとアスカのGUTSイーグルでのデート。最後はやはり、ダイナらしく楽しい締めでハッピーエンドというわけね。
さて、この映画、さすが小中和哉演出という、スピーディーな展開で見るものを飽きさせない。あぁ、お子様は一部飽きちゃうかもだが。この時間内にあれだけの内容ということで、若干詰め込み過ぎの感がなくもないのだが、そこはぐいぐいと引っ張られてしまう。基本的にティガとダイナの両シリーズを見ていないと隅々まで楽しむことはできないのだが、やはりテレビシリーズ以上にスケールアップされた映像を大スクリーンでみるのは単純に楽しい。見ていない人にはぜひともおすすめ、ウルトラマン映画の最高傑作なのである。
それと、初日の新宿松竹で行われた舞台挨拶の模様が、これね。


あっ、同時上映の「ウルトラニャン2」もお見逃しなく。いいですよ、これも

「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ」98松竹 監督・特技監督:小中和哉 脚本:長谷川圭一 出演:つるの剛士、木之元亮、杉本綾、高樹澪


maxfacesMAR.14.1998 「ウルトラマンダイナ」 “怪獣ゲーム”

今回のゲストは、渡洋史氏。しかもチェーン星人レフトとライトの2役。しかし、ダイナって東映関係のゲストが多い。やっぱこれって狙ってるんだよねぇ。
さて、今回は二人の宇宙人が地球制服をもくろむ。で、それぞれが体育会系と学者系ね。力でねじ伏せるか、頭を使って侵略するかなのだ。で、体育会のほうはいきなりアスカに襲いかかるけど、あっさりとやられてしまうのだな。やはり地球侵略は頭を使わねばだめなのだろう。もちろん、昔から頭使っても侵略できない奴らばかりなのだけれど。
で、このチェーン星人が狙うのが、ゲームキッズ。怪獣育成ゲームを配って、それで高スコア出してる怪獣を実際に出現させてダイナを倒してしまおうという、とても頭のいい効率的なやり方だ。自分が直接育てなくても、子どもたちが完璧な怪獣を作ってくれるんだもんね。こうやってゲームを使っていい人材を探すっていうのは、映画「スターファイター」のパクリである「メガレンジャー」のパクリみたいな気がしないでもない。
一方テレビで見たキッズコミュニティの社長が、自分を襲った伊賀電じゃないや、チェーン星人そっくりなのに気づいたアスカは、リョウとともに調査を行う。しかし、この二人の変装、バレバレっすよねぇ。まぁ、リョウのキャリアウーマンっぽいスタイルは結構かっこいいのだけれどね。
強いダイナもなかなか苦戦。しかし、怪獣を操作する子供を救うことによって、勝てたのでした。しかし、チェーン星人が以外とあっけなかったような。レフトとライトって結構好きなデザインなんすけどねー。


maxfacesMAR.15.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第四章 アースの心”

で、ヒカルがメインの今回。ギンガマンの中では最も最年少のヒカル、ついついアースを無駄なことに使ってしまう。まぁ、まだ若いからのぉ・・・。それを注意するのがハヤテ。ハヤテがこの中じゃ、一番クールでお兄さん的な役割なんだろうか。そもそもギンガマンって、従来の戦隊のカラーとちょっと違ってるよねぇ。どちらかといえば、今までのパターンならブルーがハヤテ、グリーンがヒカル、イエローがゴウキという気がするけれど。それをあえて、変えてるところがミソなのかもしれんねぇ。
うーん、シェリンダ様の出番が少ない・・・。


maxfacesMAR.15.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “助けた亀の恩返し”

カメロックが登場ね。このカメ型ロボットが外見とは裏腹にクールな奴。そのわりにはひっくり返ると起き上がれないと言うお約束な奴でもあるんだがね。このカメロックが登場して、レギュラーが揃ったわけか。うーん、なんかカメロックのスペシャルモード、イマイチだなぁ。ジシャックチェンジしないほうがずっとかわいいぞぉ。造形的に両タイプがきちんと成立してるのはダークローだけって気がするけどどうでしょ。ダークローは無理のない変形だし、変形後もカラスのモチーフ残しているし。
しかし、山茶花さんオイシイねぇ・・・。


maxfacesMAR.21.1998 「電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー完成記念ファンの集い」へ行く

行ってまいりました、メガVSカーイベント。生のキャストのトークライブですな、しかも9人の。残念ながら来栖あつこちゃんが仕事の都合で来られなかった(実はミニスカポリスのロケでゲームショーに行っていた)んだけどね。まぁ、カーレンのキャストに揃って会えるのは、多分これが最後でしょう。そう思うと感無量だねぃ。
で、なんとイジリー岡田の司会によって、イベントがスタート。先ずはメガレン組が次々にステージに登場。続いて、カーレン衆だったんだけど、拍手はこっちの方が大きかったのよ、やはり。うーん、メガのキャストには悪いけど、人気の差が明らかに出たって感じだったねぇ。
メガ登場
カー登場
まずは、新作の上映。ワタシゃ、もうレンタルビデオで見ちゃったから2度目ね。でも、当日会場でLD買っちゃいました。だってメガとカー10人のサイン色紙付きなんだもん、買うッきゃないでしょ。
そして、次が「激走どきどき放送局」のライブ。っていうか、ま、カーレンの4人がしゃべってるだけなんだけどね。しかしねぇ、増島くん、変わったわぁ。オトナになったというか、ますますバカになったというか。ヒカリモノつけてその格好、ホストだろ。って突っ込まれてました。もちろんほとんと岸−福田コンビがしゃべりっぱなしなんだけどね。まさに爆笑ものだったぞ。
激走どきどき放送局
続いては、メガ5人のトーク。うーん、まぁ、あんまりしゃべらんわな、彼ら。で、ここは一応インタビュアー付けてやってます。持たないんでしょうな、5人だけだと。
メガレントーク
そして、最後はイジリー岡田を司会に、全キャストが集まってのトーク。ま、いろんな質問に彼らが答えていくって形式です。意外だったのはイジリー岡田が結構特撮マニアだってこと。いやいや、かなりマニアックなこと知ってるんで驚いたぜ。岸くんもそうだけどね。しかし、ここではもう岸−福田がしゃべりっぱなしでメガのキャストは圧倒されてるって気がしたぞ。江原くんなんてほとんどしゃべってないもの。やはりカーレンジャー、面白いわけだよ、このノリで作ってたんだからねぇ。
置いてかれる大柴とイジリー
最後にそれぞれの今後の仕事の予定を告知して終わり。岸くんは声優になってしまうんだろうか?


maxfacesMAR.21.1998 「ウルトラマンダイナ」 “猿人の森”

雄は常に雌の気を引くための行動を優先してしまう。動物の行動原理は全てセックスに基づくもの。そこにヒトも動物も違いはないのだよ、というお話。
アジア某国の森林に隠れていた巨大猿人。いや、しかし21世紀までこんな大きな動物が発見されなかったというのも奇跡的な話ではあるけれど・・・。とにかくその猿人が住む環境を開発計画から守ろうとするヒトの雌と、その開発計画を成功させて雌の気をひこうとするヒトの雄。雄を受け入れない猿人の雌と、その雌の気をひこうと暴れる猿人の雄。この2組のカップル(?)の対比が、今回のストーリーである。これらの騒動をややユーモラスなタッチで描いてはいるのだが、結構その根底に流れるテーマはしっかりしたものといえるかも。
結局ヒトの雄は雌に考えを改めさせられてしまうのだった、キック一発でね。うーん、ヒトの雌はツヨイのぉ。一方猿人のほうはS−GUTSの手におえないほどの暴れようなのだが、そこへダイナ登場。猿人相手にも結構苦戦してしまうダイナだが、相手をすればするほど猿人が狂暴になっていく。そう、その戦う様子をうっとりと眺めている雌がいるからこそ、雄は戦うのだ。
この、雌の仕草がちょっとカワイイ。不時着したアスカを助ける様子も面白かったねぇ、キングコングの逆パターンということで。現代では守られるべきヒロイン役は雄なのかもしれない。雌はツヨイのだ。
結局ダイナは、わざと猿人にやられるという作戦で雄の気を静める。改めて雌に求愛する雄、まぁ、わかりやすくていいかな。子供が見てもわかるもん。
さて、エンディングはリョウのお見合い写真。アスカが持ってきたお見合い写真は、なんと猿人・・・。まぁ、ここでお約束のリョウのパンチがアスカに炸裂!もうハネジローが頭の周りまわっちゃうくらいの強烈な一撃。うーん、雌はツヨイのだ。


maxfacesMAR.22.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第五章 必殺の機刃”

うーむ、「機刃」か、そうきたか・・・。自在剣だもんなぁ・・・。星獣剣取り戻したついでに、こいつまで取り戻すなんてねぇ、いやびっくり。これじゃ、ちいさなお子様のいる家庭は大変だろうに。星獣剣買ったと思ったら、こんどは機刃だもんねぇ。
しかし、機刃かっこいいっす。こういうギミックの多い武器は楽しいですな。5人5通りの使い方ができるんだモン。合わせ技もあるし。いや、実は自分が欲しかったり・・・機刃。
そうそう、バルバン魔人、結構キャラクター出てて面白いよね。


maxfacesMAR.22.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “迷走!! 巨大すごろく”

タイトル通り、街中を盤に見立てたすごろくが最後の試練。そこに至るまでの話が、どうもすごろくと噛み合ってないような気がするのはワタシだけだろうか・・・。記憶喪失のおじさんを助ける途上でなぞなぞコンパスの謎も解けるという展開は面白いのだけれど、ランキンマスターが出現してからがそれまでのエピソードの流れを断ってしまっているような気が・・・。トンボーグも無理なことしてたけど、それなりに理由があったんだけどナァ。
見所は山茶花さんだけになってるような気もする・・・。


maxfacesMAR.28.1998 「ウルトラマンダイナ」 “運命の光の中で”

男というものは、その父親を決して越えられないものなのだろうか?男にとって最大のライバルというのは、やはり父親という事になるのだろうか?
アスカの父親、アスカ・カズマが関わっていたゼロドライブ計画。亜光速で飛ぶプラズマ百式でアスカの父親、カズマは消息を絶った。そしてそのテスト機だけが回収される。そしてまた、そのテスト機にアスカが搭乗する事に・・・。結構ハードで骨太なストーリー。「ライト・スタッフ」みたいな感じですねぇ。
プラズマ百式の亜光速飛行に絶えられず失神してしまうアスカ。そして、それを見守るZEROのミシナ教官とガロワのダイモン技術班長。ふたりとも、アスカ・カズマと親友だったところがいい。しかも、その事故のときのクルーだったわけで。で、ここにアスカがやってくるという巡り合わせ。このガロワのダイモン技術班長がいい。なんつうか、“鬼軍曹”っていう役柄ですな。厳しい人ではあるが、カズマを失った事に責任を感じていて、アスカに強くあたってしまうという。ミシナと好対照のいいキャラクターである。
ダイモンと衝突を繰り返しながらも、やがて心が通じ合い、またその精神力でプラズマ百式を乗りこなす事が出来るようになるアスカ。亜光速飛行の中で、アスカが見たものは?父親であるカズマが見た光景と同じ物を見ているのか?そしてカズマは一体どこへ行ってしまったのか?また、なぜ、アスカがダイナとなり戦う事になったのか?全ての答えはこの亜光速のまばゆい光の海の中にあるのだろうか・・・?
結局その答えは得られなかったが、アスカは精神的に大きく成長した。そして、ラストのナレーションが締める。「2018年、アスカ隊員の活躍により、ゼロドライブ計画は大きく進展したといわれている」。うーん、カッコイイわ。
ところで、怪獣出現とダイナは付け足しみたいな気が。なくてもよかったかも。


maxfacesMAR.29.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第六章 星獣の危機”

星獣達と仲良くなった勇太。その勇太がタグレドーの毒に倒れる。勇太を、人々を助けるために戦う星獣たちであった。毒に侵された人々を救うために自らの命を投げ出すギンガレオンたち星獣と勇太の友情に涙ですな。まるで、ギャレオンと護くんのようで。この勇太くん、芝居うまいねぇ。いい子役ですわ。ギンガマンの世界観にもあってるしね、この子。
毒を消して、岩になってしまった星獣達、彼らに復活の時はあるのだろうか。(いや、来週すぐ復活するんですがね(;^^))
しかし、タグレドー、巨大化しないのってご都合?


maxfacesMAR.29.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “進め!! 少年探偵団”

夢ヶ丘少年探偵団が活躍するという今回。この子たちがイマイチイケテねぇなぁ。お芝居がねぇ、もうちょっとうまい子達だといいんだけど。あと、もちっと個性的な子達だとねぇ。去年見た「モスラ2」に出てた子達なんか、うまかったけど。
まぁ、それはそれとして白紙のナゾナゾコンパスの謎と、消えた校長先生の肖像画を探すという話はまあまあだったんじゃなかろうかね。最後の試練は、またも付け足しみたいだったけど。


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